新人看護師とのコミュニケーション
看護師業務を何年も続けていずれ先輩の立場になれば、看護師全体をまとめていく立場になりますよね。看護師はそれぞれ年齢も異なれば経験なども変わってきますから、全ての看護師をまとめるというのはなかなか大変なものです。それぞれ適正などもあるでしょうから、これらも見分けながら仕事を進めていかなければなりません。しかし新人看護師の場合には「うまくコミュニケーションが取れない」と感じている方も多いのではないでしょうか。中には「娘と同じくらい年齢が離れている」ということもあるでしょうから、どう接したら良いのか分からないと感じる方も多いでしょう。
新人看護師は、仕事や患者さんに慣れていないのは当然ですし、まず職場の環境にも慣れていない状態です。常に不安な気持ちで仕事をしていることになりますから、これらの気持ちをまず理解し、心をほぐしてあげることも大切。何をしてもマイナスに取りがちですから、新人看護師から話を切り出された時には、しっかりと最後まで聞くようにしましょう。忙しい時には「後で時間を作るからゆっくりと話しましょう」と話す場を提供することも大切となります。また中には「何をしても否定される」と感じてしまう新人看護師もあいます。こういった看護師には、否定した対応をしないことも必要となるでしょう。何よりも新人看護師とコミュニケーションを取るためには、相手に興味を持つが必要となります。「興味なんてないんだろう」と思われてしまえば、何を言っても伝えることが出来なくなってしまいますからね。
このように、新人看護師とコミュニケーションを取るためには、興味を持って相手の話をじっくりと聞いてあげることが不可欠です。話かけやすい雰囲気をつくっておけば、後々問題が起きた場合にもすぐに声を掛けてもらえるため、大きなトラブルになる前に予防線を張ることができるでしょう。